ITパスポートは受けなくていい?
来年からIT系の企業に就職予定なのにも関わらず、知識が何も無い自分の勉強のためにITパスポートを受験しました。
理系院生の僕が受験した率直な感想は、エンジニア職の人は受けなくて良いかなというものです。
受験までの流れと勉強法、感想をまとめていきます。
受験までの流れ
僕が受験を決めた理由は、ITについて何も知らないという不安を払拭したかったからです。コロナウイルスによる急な休みも相まって受験を決意しました。
受験を決めてから、受験日までのスケジュールは次のようになりました。
過去問を解いてみて受かりそうだと思ったので、その時に受験できた一番早い日にちに受験をしました。
勉強法
勉強は、先に書いたとおり参考書を読む→過去問を解くの2つをしました。勉強に使った参考書は、次の2冊です。
- 参考書: 『令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室』
この参考書を選んだ理由は、Kindle Unlimitedで無理で読むことができたからです。内容は分かりやすくまとまっていて、満足しています。ただ、この参考書だけでは過去問を解くことが出来ず、この本だけでは不十分かなと思います。また、Kindle上でマーカーを残すことはできず、しおりを挟むことしかできない点も残念でした。
- 過去問: 『詳解 ITパスポート過去問題集 16年版』
ブックオフで200円以下で売っていたのでこれにしました(受験日は2020年)。実際の試験に出てくる問題には新しい内容が追加されていくので、これだけでは不十分かと思いましたが、合格のボーダーが60%とかなり低いので、合格のためにはこれで十分でした。この本の1回分を解き、80%を超えていたのでそこで安心し、勉強をやめてしまいました。問題を解くのにかかった時間は1時間ほどで、受験時間の半分で解き終わりました。
受験結果と感想
受験の結果としては、全体で70%の点数で合格となりました。点数が低く恥ずかしい限りですが、1週間ほどの勉強で合格は可能でした。
ただ、今回の勉強で大きく成長した感覚はなく、ITパスポートの合格を目標として勉強する事にはあまり意味がないなと思いました。
理系やエンジニアの人は、もっと難しい資格を目標として勉強をした方が成長につながるし、お金も節約できると思います。